デジタル一眼レフカメラ、PENTAX K-7の話題を、谷口泉氏が撮影現場の話題も交えておとどけします。

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谷口泉

た に ぐ ち い ず み

 

1967年東京生まれ。東京工芸大学卒業。ネイチャーフォトを軸に作品制作に取り組む傍ら、写真文化の普及をライフワークとし記事の執筆、セミナー講師、写真審査など精力的に活動中。フィルムはもとより、デジタルカメラも黎明期より積極的に取り組み、ハードソフトともに精通するデジタルフォトのスペシャリスト。ペンタックス社「林檎の秘密デジタル」、双葉社「デジタル一眼使いこなし百科」、日本カメラ社「はじめるデジタル写真生活」、「デジタル撮影の適性露出と色彩調整」など著書多数。

第1回 ファーストインプレッション

とにかくコンパクトでお気に入りの*ist DとK-7を比べてみる。液晶モニターのサイズなど、時代の流れを感じさせるが、まさに両機種ともプレミアム・スモール

K-7にはLimitedがお似合い。簡易防滴の新ズームレンズもいいけれど、やっぱりLimitedをつけた時が、小さい高級車の雰囲気だ。これぞペンタックス

みなさんこんにちは。谷口泉です。ペンタックスより発売されたデジタル一眼レフカメラの新製品、PENTAX K-7。これから短期集中連載で、K-7を使った撮影現場からの話題を「K-7通信」としてお届けします。

手にしたとたん、断然K-7がほしくなる

さて、ネット上でも、ちらほら新製品の話題を見かけるようになったころのこと。K-7トークライブの出演依頼に合わせ、一足先にスペックを知りました。第一印象は、K10D、K20Dの正統進化として、まあ納得のゆく新製品くらいの感じ。だだその後、実際にK-7の試作機に触れると、そんなラインナップ云々なんかは吹っ飛び、一気に気持が高揚しました。

「これこれ、こういうのがほしかった。これは一目惚れだね」

理解しようなんて努力はいらない。プレミアム・スモールと銘打たれたK-7は、かねてからペンタックスに熱望していた「小さな高級車」というイメージに相応しいものでした。ずっと使い続けていた*ist D譲りのコンパクトサイズ。マグネシウム合金の質感あるボディ。進化させた機能と、新たな機能の融合。K-7は、K20Dの後継機K30Dではなく、新しい上位機である一桁シリーズの誕生であること。ボクにとって必要なカメラとなることを、見て触って実感することができました。

もう本気で使いたくなるK-7の即効力

試作機ですから、性能は当然100%ではありません。守秘義務のこともあり、大っぴらには本番撮影などで使わないものですが、ある日、一応のつもりで機材リストに入れておきました。ロケの合間にそれを取り出し、どれどれとボティを握ってみる。さらに、ちょっとだけよとK-7を構えたら最後、もう手放したくなくなりました。

「ああ、なんかもうこのままK-7でいきたい」

軽快なシャッター感覚と、抜群のファインダー、もうそれだけでももどれない十分な理由があるではありませんか。K-7は、確かめるためのテスト撮影のつもりが、ついつい作品撮りとなってしまうほど、本気にさせる即効力がありました。

まずは手に取ってみていただきたい

5月23日、24日、東京秋葉原からスタートしたK-7体感&トークライブは、K-7の魅力を確かめようと、もう記録的な動員数となりました。言葉のみでは語り尽くせない魅力があることを、もうすでに多くの人が体験できたと思います。興味のある方は、ぜひとも一度ボディを手に取って、ファインダーを覗き、シャッターを切って、K-7を体感してほしいと思います。

ただし、一度体感したらボクと同じように、もうK-7を手放したくなくなるかもしれません。どうか忘れずに。

大賑わいのタッチ&トライ発表会につきものの撮影ブースをやめ、さらにスペースを広げた体感コーナーはいつも熱気ムンムン

満員御礼、トークライブ第一部は田中希美男先生とペンタックス技術者とのK-7対談。第二部は谷口がK-7の風景・ネイチャー撮影での使いこなしを速報レポート。いつも熱心にご参加いただきありがとうございます